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鎮痛剤も効かない耐えられない目の奥の激痛‐我慢しないで!それ群発頭痛かも
片目が充血し涙が出る。その目の奥に焼けるような耐えられないほどの激しい痛みがある。鎮痛剤が効かない。ある程度決まったインターバル、時間に症状がでる。過去にも1カ月ほど同じ症状に悩まされたが、それ以外の期間は全く痛みがない。
それ群発頭痛かもしれません。
頭痛外来や脳神経科のある病院に相談してみてください( マケイヌの経験上、群発頭痛のことを詳しく知らない医師もいる感じなので、頭痛外来の方がおすすめ )。もしも群発頭痛なら症状をやわらげる片頭痛、群発頭痛の治療に特化した薬が存在します。鎮痛剤に頼るより、かなり楽になる可能性があります。
激しい痛みを伴う頭痛は重大な病気の可能性もあるので、いずれにしても頭痛外来や脳神経科への受診をおすすめします。MRIで脳内の血管などに異常がないことがわかるだけでも安心になります。
群発頭痛の憂鬱‐片頭痛薬に救われる
痛い!!!!!!右目の奥が痛い痛い痛い!!!
痛くて立っていられない、じっとしていられない。
目の奥でエイリアン・チェストバスター的何かが、絶対!暴れている!!
この痛みが消えるなら、いっそ眼球をえぐりだしてしまいたい!
...マケイヌは群発頭痛持ちなのです。
10月、11月は群発期でした。
群発頭痛って何?という人も多いと思います。とにかく痛いです。「世界三大痛の一つ」とか、死にたくなるほどの痛みのため「自殺頭痛」と呼ばれることもあるそうです。マケイヌも発作時は絶望的な気分になります。
マケイヌは初めての発作から25年ほどたちます 。
発作がある期間は1~2年に2カ月間ほどで、1~3日に2時間ほど右目奥が激しい痛みにおそわれます。いわゆる鎮痛剤はほとんど効きません 。
特に痛みの激しいときは嘔吐したり、痛みに耐えられず貧血状態になります。
外傷を伴わない痛みのため、周囲の人になかなか理解してもらえません。傍から見ると、脂汗ながしながらソワソワしてる変なヤツです。
痛みへの恐怖で発作期間中は憂鬱の極みです。
初めての発作から20年間はひたすら激痛に耐えていました。 今は片頭痛、群発頭痛の治療に特化したトリプタン系製剤の存在を知り、急性期薬として 処方してもらっています 。
この薬は服用のタイミングが難しく、まだまだ激痛と発作への恐怖心を完全に取り除くことはできていません。それでも、この薬の存在を知るまでの20年間にくらべると、かなり楽になりました。
「群発頭痛」かなと思われる症状に悩まされていて、鎮痛剤で対処ができていない人に知ってほしいのです。
片頭痛、群発頭痛の治療に特化して、症状をやわらげる薬が存在します 。
種類がいくつかあり、人それぞれ効果や相性なども違い、体質によっては使用できない場合もあります。 ちなみにマケイヌは「イミグラン点鼻薬」を処方してもらっています。あくまでも個人的な経験からになりますが、 激しい痛みを緩和できる可能性があります。一度、頭痛外来や脳神経科のある病院に相談してみてください。
群発頭痛の特徴
ハリーポッター役で有名なダニエル・ラドクリフさんも群発頭痛に苦しんでいると告白するなど、以前より一般に知られるようになりましたが、まだまだこの病気の認知度は低いように感じられます。
痛み
発作時は頭の片側だけ、目の奥を錐でえぐられるような激しい痛みを感じます。「世界三大痛」の一つにかぞえられたり、死にたくなるほどの痛みから「自殺頭痛」と呼ばれることもあるそうです。痛みは1~2時間ほど続きます。
発作は夜間に多いとされていますが、マケイヌの場合は午前中に起こることが多く、通勤や就業中だと大変困ります。
群発期
半年から2年おきに起こり、1~数ヵ月続きます。この期間を群発期といいます。マケイヌは春から初夏にかけてや、秋の季節の変り目に起きることが多いです。群発期には1~3日おきに1、2度の頻度で発作が起きます。ただし個人差があり、1日に何度も痛みにおそわれる人もいるようです。
その他の症状
痛み以外の症状では、痛みと同側の目の充血・流涙、鼻づまり・鼻漏、前頭部の紅潮・発汗などがあります。
誘発因子
アルコールで誘発されます。マケイヌは、まだ群発頭痛だと認識する前、よく飲み屋で悶絶してました。付き合いで一杯だけ、一口だけも飲まない方がいいです。
アルコール、ダメ。ゼッタイ。
原因
はっきりしたメカニズムは解明されていないようです。
視床下部の機能異常や三叉神経への刺激などに起因して、目の後ろにある内頸動脈が拡張して炎症が起こるためと考えられているようです。
トリプタン系薬剤は、拡張した血管を収縮する作用があり、また炎症を引き起こす神経伝達物質の放出を抑えるため、鎮痛剤より高い効果が期待できます。
まとめ
群発頭痛かなと思ったら、市販の鎮痛剤で自己対処せずに、すぐに頭痛外来や脳神経科のある病院に受診することをおすすめします!