
人生敗北糞野郎ことマケイヌです。今回のおすすめは
キエラン・ヘブデンのソロ・ユニット、Four Tetの「Sixteen Oceans」
2020年3月リリース。
前半はフロアライクなトラックが印象的。終盤はオーガニックでアンビエントな音を聴かせてくれる。全編をつつむデイドリーミングでサイケデリックなテイストが美しい。
カットアップしたEllie GouldingのボーカルがポップなミニマルなハウストラックM2「Baby」、トライバルなビートとフルートと柔らかな音色が心地よいM3「Teenage Birdsong」、タイトルずばりな美しくドリーミーなM4「Romantics」、バウンシーなビートとオリエンタルなストリングスの絡みが面白いM5「Insect Near Piha Beach」あたりがおすすめ。ドローン音、フィールドレコーディング、きらびやかなシンセなどでつづっていく後半のアンビエントな流れも秀逸で、とくにエスニックな雰囲気も感じるボーカルが印象的なM14「4T Recordings」がいい。
木漏れ日の中で眠りにつくかのような一枚。